我が家で自動トイレを導入したのは約4か月前のこと。
現在ではもうすっかり我が家の生活に浸透し、なくてはならない生活必需品です!
導入直後から現在まで使用してみた結果、やはり良い所があれば悪いところもありました。
自動トイレ、どんな人が使うべき?

自動トイレの導入をぜひ薦めたいのはこんな方。
- 家を空けることが多い
- 家事や育児で忙しい
- 飼っている猫ちゃんがきれい好き
私は、まさにこの三つに当てはまっていました。
自動トイレ導入前までは、仕事から家に帰ったらすぐに猫のトイレ掃除をしていました。
そして、飼っている猫の一匹が、汚れているトイレは使いたくないタイプの子のため、掃除した直後すぐにトイレを使う→また掃除……というのが常だったのです。
この手間がすっかりなくなって、なんだか心の余裕ができた気さえしています。
私としては、悩んだら買い! だと思っています。
多頭飼いでも使える?

わたしは、多頭飼いこそ自動トイレを使うべきと考えています。
二匹以上の猫を飼っている場合、排泄の量は単純に二倍!
飼い主の負担を考えても、猫の快適さを考えても、いつも砂をきれいに保ってくれる自動トイレはすばらしいです。
我が家の場合は、三匹の猫と暮らしており、そのうち二匹は、ひとつの自動トイレを一緒に使ってくれています。
もう一匹の子は年の離れた新入り猫ちゃんで、ちょっと神経質なところがあるので別のトイレを使用していますが、三匹が全員普通のトイレを使っていたらと思うと……ちょっとゲンナリします(笑)。
自動トイレの導入
せっかく高い買い物をしても、猫が使ってくれないと困ってしまいますね。
特に警戒心の強い猫ちゃんだと、慣れるには時間がかかってしまうかもしれません。
我が家では、おそらく今まで使っていたトイレを引き続き使ってしまうだろうと思ったため、ちょっと気の毒かなと思いつつ、導入と同時に撤去してしまいました。
その日のうちに使ってくれたため問題ありませんでしたが、警戒心が強くて使えない場合は、慣れるまで旧トイレと自動トイレを近くに置いて警戒心を解くようにしてあげると良いかもしれません。
自動トイレのデメリットは?

自動で掃除をしてくれるのはとても大きなメリットですが、もちろん気になるところもあります。機種ごとに変わってくる場合もありますが、ここでは全体として考えられるデメリットを挙げていきます。
本体が重い

初めて自動トイレが届いた日……それはそれは大きな段ボールに梱包されていたためとても驚きました。
開けてみるとそこまでではなかったのですが、二階へ運ぼうとして絶望……
結局ひとりでは上げられず、人の手を借りて二人で運びました。
移動させるのが難しいと感じる方もいるかもしれませんね。
使える猫砂が限られる

我が家では、自動トイレを導入するまではシステムトイレを使用していました。
システムトイレなので、水分を含むとバラバラになるタイプの猫砂です。
我が家の猫2匹はそれまで固まるタイプの砂を使ったことがなかったので、少しだけ警戒していたようです。
鉱物系やおから系の、固まるタイプの猫砂を使うことになるので、導入前に旧トイレで鳴らしておくのが良さそうです。
猫の病気が見つけにくくなる

アプリなどと連携すれば、多頭飼いの場合でも猫ちゃんそれぞれのトイレ使用回数などがわかります。
しかし、排泄されたものはそのままごみ袋へ廃棄されるため、たとえば血尿などが出ていた場合にはそれを発見することが難しくなります。
猫がトイレを使っている時など、自動トイレが掃除してしまう前に排泄物を確認するなどしたほうが良いかもしれません。
健康確認は、自動掃除機能を一旦停止しておくなど、計画的にする必要があります。
音が大きい
商品によってかなり左右される部分ではありますが、どの商品も「無音」とまではいきません。寝室で使うなど、より静かな空間を維持したい場合は、静音に力を入れている商品を選びましょう!
私が購入した自動トイレレビュー

我が家で導入したのは、Amazonで安売りしていた(ブラックフライデーだったと思います)自動トイレ!回転式です。
選んだ理由はずばりその安さです。
ブラックフライデーであったこともあり、基本的に5万円から・・・とされる猫トイレが26,800円で売られていたのです。
うちの猫たち(2匹)は、あまりトイレにうるさくない性分なので、たぶん使ってくれるでしょう! と、さほど迷わずに勢いで購入しました。
満足な点
掃除機能
まず、掃除機能に関しては言うことなし!
排泄ごとにきちんと動作して掃除をしてくれます。
ちょっと残っているな……というのもほとんどありまません。
安全面
こちらも満足しています。きちんと動作してくれて、センターもしっかり働いて安全です。
掃除動作中のトイレに猫が入ろうとしてしまったことがありますが、すぐにピタリと動作を止めてくれたので、怪我することはありませんでした。
消臭
自動で消臭もしてくれます。たまに小さくシューと音がしています。
狭い部屋で使用していますが、現在のところは満足しています。
丸洗いができる
ちょっと重い……というのはさておき、きちんと分解して洗うことが可能でした。
回転中に排泄物が壁を通過したりするので、長く使用しているとトイレそのものがどうしても臭ってくるため、これはとてもありがたいことでした。
普段のお手入れとして、掃除用のスプレーで霧吹き・シートで拭いたりしていますが、やっぱり丸洗いは気持ちがいいです。
いまいちな点
静音
ひとつめは、音がうるさいこと!
回転する音というよりは、砂が動く音が結構響きます。
寝室に置いていますが、今もたまに目が覚めます。
できればリビングなど、それほど音が気にならない環境で使用するのがおすすめです。
砂が飛び散る
これは大量というわけではありませんが、すのこだけは肉球の砂を落としきれないようで、トイレの周りに砂が散っていることがよくあります。
他の自動トイレのレビューなどを見ても同じような意見が散見されるので、もはや宿命でしょうか。
砂の種類によってはフラップ部分に砂が挟まる
私が買った自動トイレ最大の欠点がこれです。
排泄後回転し、砂と排泄物を分けて、排泄物だけがごみ袋へ回収されていく仕組みですが、回転がもとに戻った時、ごみ袋とトイレ内を仕切るフラップが空きっぱなしになってしまうことがあるんです。


こうなると、ごみ袋が密閉されないので、においが漏れ出てきます。
amazonブランドの安い鉱物系の砂を使うとそうなってしまったので、今は天下の「ニオイを取る砂」を使って、これを防ぐことが出来ています。
砂の選定は少し慎重に行う必要がありました。できるだけ小粒! を意識して買うようにするのがおすすめです。
おすすめ度は★4くらい
この商品については、最低限の機能でOK! という方にはおすすめできる! というのが正直なところです。
しかし、上記のデメリットを考慮しても、本当に生活の役に立っています。
とにかく日々の掃除が楽になったので、自動トイレ自体はぜひ導入してみてほしいです。
【2025年】おすすめ自動トイレ5選!
ここからは、私が自動トイレを買い替えるなら? という視点でおすすめ自動トイレを厳選してみます!
PetSnowy
使用可能体重 | 本体大きさ | 消臭 | ゴミ箱容量 | アプリ |
1.5Kg~ | 横78.5/奥行54/高67.5 | 光触媒/UVライト | 10ℓ(最長約14日程度) | 専用app有 |
猫の自動トイレについて一度でも調べたことがある方はきっと見たことがあるのでは? と思うほど人気のある機種です!
ちょっと猫の入り口が高いように見えますが、傾斜がついて上りやすくなっているようです。
消臭にとても力を入れているようで、「香りでごまかす」のではなく、光の力を使ってにおいの元を中和するという、優れた技術が使われています。
そしてなんと、トライアル期間が30日間設けられているようです。初めて使う猫ちゃんにも安心ですね!
猫砂を上から入れる構造になっているのも、個人的にとても良い! と思いました。
真横から入れるタイプは、意外とコツが必要でこぼしてしまうことがあるのです・・・
その構造上、砂の飛び散りも少ないようです。
今の自動トイレが壊れたら、次に買うのはPetSnowyかも?

PETKIT PURE MAX2
使用可能体重 | 本体大きさ | 消臭 | ゴミ箱容量 | アプリ |
1.5Kg~ | 横62/奥行53.8/高55.2 | スプレー/消臭器 | 7ℓ(最長約15日程度) | 専用app有 |
静かな動作音で、しっかり消臭してくれるPETKIT。
petsnowyに比べるとリーズナブルな価格になります。
購入日から一年間は、故障したら無償で交換をしてくれると記載があるのでちょっと安心。
本体が比較的小さめなので、省スペース!
狭い部屋に置く方や、できるだけ目立たせたくない方にもおすすめです。
消臭に使われるスマートスプレー・猫砂をキャッチするマットが必要でない方は、セットになっていない方も選ぶことができるようです。
Neakasa M1
使用可能体重 | 本体大きさ | 消臭 | ゴミ箱容量 | アプリ |
1.5Kg~ | 横59.1/奥行52.5/高51.3 | 密閉消臭 | 11.23ℓ(最長約14日程度) | 専用app有 |
どこか近未来的デザインセンスを感じるneakasaの自動トイレ。
トイレのごみ箱掃除は、下部にあるトレーから引き出して行うようです。
入口が狭いものが多い中、この商品はとっても開放的!
普段から屋根なしのトイレを使っている子は移行しやすいのではないでしょうか。
全体的に直感的な使い方ができそうだなという印象です。
色はグレーとホワイトの2色で、お部屋の雰囲気から選べます。
開放的な設計ということもありトイレ使用直後のにおいは多少気になりそうですが、掃除されてしまえばしっかり密閉してくれるので、その点があまり気にならない方にはおすすめです!
RealScooper Pro
使用可能体重 | 本体大きさ | 消臭 | ゴミ箱容量 | アプリ |
10kgまで | 横50/奥行73/高75 | 密閉消臭? | 8ℓ(最長約10日程度) | 専用app有 |
目を引いたのがこの商品。自動掃除のみならず、なんと猫砂を自動で補充してくれます!
猫砂を保管しているのは上部のスペースで、約6kgほど入れることができるようです。
猫砂は毎日チェックして補充をしなければならなかったのですが、これならその必要もなし。
QOL爆上がりしてしまいそうです……これがほんとの全自動猫トイレなのかも!?
そして、回転式ではなくスコップ式のお掃除機能が搭載されており、回転式に比べると内部が汚れにくいのも嬉しい所です。
消臭機能については「有」とのことですが、細かい説明がされていませんでした。
ゴミ箱を密閉して、においを閉じ込めるだけ……と解釈してもよさそう?
MagicScoop M1 Pro
使用可能体重 | 本体大きさ | 消臭 | ゴミ箱容量 | アプリ |
1.0kg~ | 横46/奥行66/高28 | E10/E20脱臭(オプション) | 7ℓ(最長約7日程度) | 専用app有 |
開放感最強がこちらの自動トイレ。
従来のシステムトイレなどに似たフォルムで、猫ちゃんも慣れてくれやすそうです。
ほかの商品と違って高さがないので、家具の下などに設置したい場合には便利!
様々なライフスタイルにマッチしてくれそうです。
消臭機能については、E10ニオイ除去剤が専用で販売されています。
オープンタイプでにおいが気になる場合はぜひ一度使ってみたいですね。
おわりに
自動トイレを試すのは、実に敷居が高いものです。
値の張るものだし、なにより猫が快適に感じてくれるかどうかが気になりますよね。
少しでも参考になり、試してみよう! と思っていただけたら幸いです。
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