ペットシーツのみで作る猫トイレのススメ

飼っている猫が粗相をしたり、なかなか上手にトイレを使うことができない時

また、猫砂を使うことに飼い主さん自身が悩んでいる時。

一度試してみて欲しいのが「ペットシーツトイレ」です。

ウチのニャン次郎くんは、猫砂のトイレをあまり気に入らなかったために、最終的にペットシーツトイレに行きつきました。

我が家の場合は致し方なく……といった面が強かったのですが、使ってみると意外や意外、結構使いやすいぞ! と気づきました。

ペットシーツトイレのメリットやデメリット、実際の設置についてまとめました。

ペットシーツトイレのメリット・デメリット

メリット

以下のようなものが挙げられます。

  1. 掃除が簡単
  2. 猫砂よりも清潔
  3. 猫の健康管理がより楽になる

それぞれ深堀りしていきましょう。

掃除が簡単

シーツを丸めて処分し、新しいシーツを設置するだけなので、とっても楽です。

猫砂のように排泄物を取り出して砂を振るい落とし…などの作業がないため、時短にもなります。

また、猫砂は定期的に全替えする必要がありますが、シーツはトイレを毎回リセットすることになるため、その必要がありません。

猫砂よりも清潔

猫砂はもちろん毎日の管理はありますが、砂自体を毎日全部取り替えることはないですよね。

ですから、きれいに掃除したつもりで、多少の汚れは残ったままになることが多いです。

砂のにおいに悩まされることも少なくありません。

しかし、シーツの場合は残留するものがないため、砂に比べて清潔に保ちやすいです。

猫の健康管理がより楽になる

たとえば血尿など、色やにおいを観察しやすいため、猫に多い腎臓系の病気などに気づきやすいです。

砂に吸い込まれたり、固まってしまうと中々確認しづらい点なので、大きなメリットと言えます。

デメリット

排泄直後のにおいが強い

砂をかけることがないため、排泄直後はやはりにおいがかなり強いです。

すぐに掃除してしまえばにおいは消えますが、どうしても不快に感じてしまうことも。

シーツがめくれることがある

猫は砂をかけることによって排泄物を隠す習性がある動物ですから、シーツであってもひっかくような動作をすることがあります。

それによってシーツがめくれてしまい、二度目の排泄をするときに失敗してしまう場合があります。

うちの猫も、3回に一回くらいはシーツがめくれています。

慣れてもらうことが比較的難しい

砂=トイレと認識してくれる猫は多いですが、ペットシーツではそうはいきません。

飼い主がペットシーツトイレを採用したい! と思っても、猫が嫌がるようでしたら諦めなければなりません。

生まれてすぐの子猫や柔軟な性格の子ならば、覚えてくれる可能性はありますが、頑固で繊細な子には教えることが難しいかもしれません。決して無理強いをしないように心がけたいですね。

ペットシーツトイレの例

我が家のペットシーツトイレはこんな感じ。

ペットシーツを入れる容器は何が良い?

基本的にはなんでも大丈夫

基本的には、猫が入りやすい程度の深さがあり、ペットシーツがぴったり入るサイズのものがおすすめ。

レギュラーサイズのペットシーツが45cm×30cmですので、これと同じくらいのサイズが最も良いでしょう。

大きすぎると、排泄物がシーツからはみ出してしまう確率が上がります。

わざわざ猫用トイレを使わなくても、シンプルなプラケースなどを使うのもOK!

【おすすめ!】システムトイレを使う

私がシステムトイレを使ったのは、もともと持っていたというのもありますが、ほかにも理由があります。

前述しましたが、ペットシーツがめくれてしまい、主に尿がペットシーツの外にこぼれてしまうことがあるため、二段構えにしてはどうか? と思ったのです。

システムトイレは、すのことその下の受け皿の二段になっているので、簡単に使うことができます。

実際にこうして使っています。下の段のペットシーツを替えるのは失敗したときだけです。

こうすることによって、容器の中がビチャビチャ……ということはなくなります!

ただしすのこには尿が付着してしまうので、そこはしっかりスプレーとティッシュで拭っています。

システムトイレを既に持っている方には特におすすめの方法です。

ペットシーツの選び方

我が家での基準は、ずばり安いものです(笑)。

消臭力や吸収力はあまり重要ではなく、大量消費に備えるのがおすすめ!

日にもよりますが、我が家では一日2~3枚ほど変えることが多いです。

排泄自体はもう少し回数が多いですが、飼い主の外出中(仕事など)は替えることができないため、大体これくらいの回数に落ち着いています。

こまめに変えたい方は特に使用量が増えるので、リーズナブルであることは大事です!

我が家では現在こちらを使っています。

日頃のお手入れについて

お手入れをしやすくするために

我が家ではこんな風に、使うものをまとめてかごに入れています。

入れているものは、ペットシーツ・小さなビニール袋、ティッシュ。

トイレの横に置いておけば、気が付いた時にいつでも掃除ができるのですごく便利ですよ!

お手入れの手順・やり方

基本的には、毎日ペットシーツを替えるだけ!

毎日のお手入れ
  1. 汚れたペットシーツを回収
  2. ごみ捨て用のビニール袋へ入れる
  3. 袋の口を縛って捨てる
この状態でごみ箱へポイ

普段のお手入れはたったこれだけです。

トイレ本体も忘れず洗おう

毎日シーツを替えているとはいえ、尿が飛び散ったりしている場合もあります。

あまり放置しすぎると、トイレ本体からいや~なにおいがしてしまうことも。

猫砂を使う場合と同じく、本体を洗うことは避けられません。

1~2週間に一度は洗うようにしておくと、きれいがキープできますよ。

おわりに

猫それぞれに合ったトイレライフを

我が家には3匹の猫を飼っています。

そのうちペットシーツトイレを使っているのは新入りの子一匹のみで、先住の二匹は自動トイレを使っています。

これは、各々の好みに合わせてトイレを替えたため行き着いた結果でもあります。

もちろん、飼い主である私自身も納得しているから今の形を続けらています。

飼い主さんと猫ちゃん、双方が気持ちよく過ごせるトイレのために、この記事が参考になれば幸いです。

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